妊娠中のタバコと、子どもの健康との関係は?

妊娠中のタバコと、子どもの健康との関係は?

妊娠中にタバコを吸う?

「そんなのありえない!!」

と、誰もが思うでしょう。

 

ところが。

40年くらい前は、そこまで常識というわけではなかったようです。

と、母が言っています。

母の意見に過ぎませんが。

その頃は、まだタバコが健康に悪影響をもたらすことが十分に浸透していなかったのでしょうか?

 

また、今でも、似たような状況はありそうです。

例えば。

  • タバコを吸う女性が、妊娠していることに気付かず、 妊娠初期にしばらく吸い続ける場合
  • 妊娠がわかっていたとしても、依存性が強くて禁煙できない場合

 

ということで、今回は、「妊娠中の喫煙で、 お腹の赤ちゃんにどんな悪影響を与えるか」について、お話しします。

1. 私の喫煙歴と健康への影響

今回、なぜこういう話題にしたのかと言いますと。

私の母が妊娠していたとき、タバコをスパスパ吸っていたのだそうな。

つまり、私は、産まれる前の「胎児」のときからタバコを吸っていたということですね。

 

それは、私が小さい頃から、母から聞かされてきました。

そのときは、特に気にもとめず、「ふーん」くらいでしたねぇ。

ま、それを聞いていた当時も、母は目の前でタバコをスパスパ吸いながら、私に話していましたし。

私も子どもだったし。

その話のインパクトの大きさは、当時の私にとって、知るよしもありませんでした(T_T)

 

ところが。

歳を重ねて、自分や我が子の健康を考えるようになるにつれ、

「私の「胎児」からの喫煙には、どんな影響があるんだろう?」

と思うようになりました(-_-;)

 

そう思うのも、少し理由があるのです。

私は物心つく前から「ぜんそく」を持っていました(-_-;)

今もたまーに発作が出ます。

また、いろんなアレルギーを持っています。

これって、あの頃のタバコが原因なのかなーと(^_^;)

 

「ぜんそく」って、とっても苦しいんですよー(>_<“)

重症の度合いにもよりますが。

ひどいときは、ちょっとも 動けなくなります(>_<“)

 

それが、妊娠中の喫煙と関係あるのか?

わかったところで、どうなるものでもないことは、十分わかっています。

でも、なぜか調べちゃいました。。。

我ながら、合理的ではない行動の理由を考えたものです。

自分のルーツを知りたい気持ちというのはこのような感じなんですかね?

ま、せっかく調べたので、ブログに上げよーって思ったしだいです。

 

それと。

私の健康状態を、母の責任にするつもりなど、これっぽっちもありません。

私の体は、私のものですからね♪

私の体に起こることの全責任は、私にあります。

そういうわけで、今回は以下のようなお話しをさせていただきます。

  • 次項:妊娠中の喫煙と子どもの「健康」との関係
  • 次々項:妊娠中の喫煙と、子どもの「ぜんそく」との関係

妊娠中のタバコと、子どもの健康との関係は?

2. 妊娠中の喫煙と子どもの健康との関係

調べてみると、「禁煙ガイドライン」という、便利なものがありました[1]♪

これは、タバコで悪影響があるいろんな分野(呼吸器、心臓病など)の学会(9学会)が集まって、コラボして作った資料です。

以下のような、とってもためになることを、整理してまとめられています!

  • タバコの悪影響
  • 禁煙の意義
  • 禁煙の方法

ぶっちゃけ、このガイドラインを読めば、私がここでまとめる必要はないかもです(^_^;)

でもでも。

さすがにちょっと専門的すぎるので、この記事では、わかりやすくご紹介しましょう!
(と言い訳をしてみる(^_^;))

 

禁煙ガイドラインでは、妊娠中の喫煙で、以下のような「胎児への悪影響」を挙げています

これらは、いずれも、タバコを吸う妊婦さんで、可能性が高くなることがわかっているものです。

  • 胎児の発育が遅くなる
  • 胎盤の早期剥離
  • 前置胎盤
  • 前期破水
  • 周産期の胎児死亡

 

また、以下は、「上記ほど証拠レベルが高くはないけど、おそらく間違いないだろう」というものです。

  • 流産
  • 子宮外妊娠
  • 母乳が少なくなる

 

また、最近は、こういう研究結果が増えてきています。

「妊娠中に喫煙した女性から産まれた子どもが、成長後にどのような健康上の問題が起こるか」

ガイドラインでは、

  • 神経発達
  • 糖尿病

といった病気の可能性が挙げられています。

 

さて。

「ぜんそく」については触れられていませんね。

しょうがない。自分で調べるか。。。

ということで、次項へ続く。

3. 妊娠中の喫煙と、子どもの「ぜんそく」との関係

たぶんあるだろうと思って調べてみると、やっぱりありました!

「妊娠中のタバコと子どものぜんそくとの関係」を検討した研究[2]

そのような研究を、8個合体させた、「メタ解析」です。

 

「メタ解析」とは、複数の研究結果を合体させて、信頼性の高い結果を導き出す研究方法でしたね。

詳しくは、以前の記事をご覧くださいm(_ _)m

 

結果のみ示しますと。

  • 妊娠中の喫煙で、子どもがぜんそくになるリスクは、喫煙しない場合より1.65倍高い
  • 妊娠初期に吸うタバコの本数が多いほど、子どものぜんそくのリスクが高くなる

4. まとめ

今回は、私の個人的な理由でテーマを決めさせていただきましたm(__)m。

私の「ぜんそく」の原因を、今回の調査で結論付けることはできませんが。

ぜんそくに限らず、妊娠中の喫煙には、胎児への悪影響がたくさんあるということがわかりますね。

なので、まとめとしては、

「妊娠中の喫煙は絶対にしてはいけない」

ということですね。

冒頭でお話ししましたが、以下のようなケースは、今の時代でもあり得ることです。

  • タバコを吸う女性が、妊娠していることに気付かず、 妊娠初期にしばらく吸い続ける場合
  • 妊娠がわかっていたとしても、依存性が強くて禁煙できない場合

くれぐれも、気をつけてくださいm(_ _)m

【参考文献】
[1] 循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2009年度合同研究班報告)禁煙ガイドライン(2010年改訂版)
[2] Am J Respir Crit Care Med Vol 186, Iss. 10, pp 1037–1043

おわり。