コーヒーは健康・長生きNo.1ドリンク!

コーヒーは健康・長生きNo.1ドリンク!

コーヒーは、「健康に悪い」という印象を持っている人が多いかもしれません。

とんでもない!

むしろ、コーヒーは長生きするために欠かせない飲み物なのですよ!

私は毎日コーヒーを飲んでいます。

正直いうと、やめられません(^_^;)

ちょっと依存性が入っているかもしれません(-_-;)

今回は、コーヒーがいろんな病気を予防して、健康寿命を延ばすということをお話しします。

1. コーヒーが健康寿命を延ばすデータとは?

コーヒーの健康効果については、これまでたくさんの研究がされてきました。

その中でも、今のところ最も新しくて、多くの信頼性が高いデータを網羅した研究結果についてお話しします[1]。

これまでに世界中で研究された結果の集大成です!

 

まず、一番関心がある結果から。

「コーヒーを少ししか(もしくはまったく)飲まない人」の死亡リスクを「1」とします。

そのとき、「けっこう飲む人の死亡リスクは、以下のとおりでした。

  • 心臓の病気で死ぬリスク:0.81
  • がん(癌)で死ぬリスク:0.82
  • 死因にかかわらず、あらゆる死因で死ぬリスク:0.83

わかりますでしょうか?

コーヒーを飲むと、いろんな病気で死ぬ確率が低くなる、ということですね。

また、一番死亡リスクが低いのは、1日3~4 杯飲んだときでした。

 

毎日毎日3~4杯か。うーん、けっこう多いな(^_^;)

でもでも、研究結果では、1日1 杯から効果が認められています!

無理のない範囲で飲みましょう♪

ガブガブ飲まなくてもオッケーです♪

 

2. コーヒーを飲むと良くない場合は?

少し注意点があります。

この研究結果には、コーヒーが有害な場合の結果も示されています。

妊婦の方には良くないデータでした。

それは、コーヒーが以下のリスクを高めるという結果でした。

  • 低体重出生児リスク:1.31
  • 妊娠早期早産:1.22
  • 妊娠中期早産:1.12
  • 妊娠損失(流産):1.46
    (上の数値は、コーヒーを飲まない人のリスクを「1」としたときの発生リスクです)

この結果からは、妊娠されている女性はコーヒーを飲まないのが良いことになります。

このあたりは、お医者さんの指示に従うようにしてくださいね。

 

また、女性のみ、骨折リスクが高くなりました(骨折リスク:1.05)。

わずか5%ですが。

なので、この結果からは、骨折のリスクがある女性は、あまりコーヒーを飲まないのが良いことになります。

これもお医者さんに相談ですね!

 

また、この論文では、コーヒーが肺がんのリスクを高めるという結果が得られていました。

しかし、ここには隠された原因がありました。

「タバコ」です。

 

喫煙者はわかると思いますが、タバコとコーヒーって合うんですよね~。

どっちも息抜きのときに吸う(飲む)ものですし。

私も以前喫煙していたので、とってもよくわかります!

そして、 タバコで一番のリスクは肺がんです。

 

わかりますか?

見かけ上、コーヒーを飲んでいる人に肺がんが多いように見えます。

が、実は、コーヒーではなくタバコが肺がんの原因ということですね。

実際、この研究で、タバコの影響を除いてデータ解析したところ、コーヒーで肺がんが多いという現象は見られなくなりました。

 

この研究結果からわかったことをまとめました。

  • コーヒーは長生きする飲み物です
  • コーヒーは1日3~4杯飲むのが一番長生きする
  • でも、妊娠されている女性は飲まないのが良いという結果でした
  • あと、骨折のリスクがある女性は控えた方が良いという結果でした

3. 日本人もコーヒーで長生きできるか確認しましょう!

日本人を対象とした研究結果も見て見ましょう。

やっぱり、私たちに一番あてはめやすいのは、日本人のデータですから。

40~69歳の日本人90,914人を対象に行われた研究です[2]。

コーヒーを「ほとんど飲まない」という人の死亡リスクを「1」とすると、 以下のとおりでした。

  • 1日1杯未満:0.91
  • 1日1~2杯:0.85
  • 1日3~4杯:0.76
  • 1日5杯以上:0.85

わかりますでしょうか?つまり

  • コーヒーを飲まない人より、飲む人の方が、死亡リスクが低くなる
  • 1日3~4杯飲むのが一番長生きする(24%も死亡率低下!)

ということですね。

ちなみに、 上の結果は、「死因にかかわらず、あらゆる原因による死亡のリスク」です。

死因別に見ると、以下のとおりでした。

  • 心臓疾患:死亡リスク低下
  • 脳血管疾患:死亡リスク低下
  • 呼吸器の病気:死亡リスク低下
  • がん(癌):死亡リスク低下なし
  • その他の病気:死亡リスク低下

ということで、がん(癌)以外の病気に対しては、コーヒーによる死亡率の低下が認められました。

日本人でも効果テキメンです!

それに、がんに対しても全然効果がないわけではありません。

以前お話しした、「がんの予防法」の記事を覚えていますか?

国立がん研究センター関連のウェブサイト「がん情報サービス」によると、コーヒーは以下のように位置づけられています。

  • 肝臓がん:コーヒーによるリスク低下が「ほぼ確実」
  • 子宮体がん:コーヒーによるリスク低下が「可能性あり」

この結果は、前述した9万人の日本人の研究以上に大規模な「メタ解析」研究結果ですので、信頼性は確かです。

また、この研究班は、大腸がんに対するコーヒーの効果についても検討しています[3]。
その結果は以下の通りでした。

  • 大腸がん全体を予防するという結果は得られなかった
  • 女性の結腸(大腸の一部)のがんのみ、発症するリスクが低下した

ということで、外国人は置いておいて、日本人に対しては、以下のように言えそうです。

  • あらゆる死因による死亡を予防する(がん以外)
  • がんでは、全部のがんを予防するわけではなく、一部のがんの予防効果がありそう

4. まとめ

コーヒーを飲むと、長生きするというこは、世界中で示されています。

日本人のデータもあります。

コーヒーの特徴をまとめると、こんな感じですね。

  • あらゆる死因による死亡を予防する
  • 日本人では、がん全体の予防には至らないものの、一部のがんは予防しそう。
  • 1日3~4杯くらいが最も長生きする
  • 妊娠されている女性は飲まない方が良いという結果がある
  • 骨折リスクがある女性は控えた方が良いという結果がある

ま、コーヒーが嫌いな方は、無理してまで飲まないで良いですが。

好きな方は、どんどん飲みましょう!

朝一杯、昼食後に一杯、3時の休憩で一杯、夕食後に一杯、計4杯。完璧(^^♪

 

【参考文献】

[1] BMJ 2017;359:j5024
[2] Am J Clin Nutr. 2015 May;101(5):1029-37.
[3] Int J Cancer. 2018 Jul 15;143(2):307-316.

おわり。