ここがヘンだよ!食品添加物・農薬バッシング

ここがヘンだよ!食品添加物・農薬バッシング

  • 「食品添加物」
  • 「農薬」

この子たちは、とんでもなく嫌われています。

私たちの安全を守ってくれているのに。

私たちは、その子たちを忌み嫌っているのです。

 

これまでの記事で、「食品添加物や残留農薬はぜんぜん問題ないんだよ!」

というお話しをしましたね。

  • これらの使用量は、毒性が現れる量よりもすごくすごくすごーく少ない量だということ。
  • 毎日毎日、一生涯食べ続けたとしても、健康の影響はないと言える量であること。

 

これまでの記事で、少しは誤解は解けたでしょうか?

いや、まだ足りないか。

今回も、もう少し、「食品添加物」と「残留農薬」の誤解を解くためのお話をさせていただきます。

おかしいことが、ふつうにまかりとおっているのです(T_T)

1. なんで、食品添加物と農薬だけ怖がるの?

なぜ、「食べ物そのものの安全性」については無頓着なのに、「食品添加物」と「残留農薬」だけ過剰に怖がるのでしょうか?

むしろ、食べ物の方の安全に気をつけるべきです。

 

「食品添加物」や「農薬」は、一つ一つ、多くの試験をして、安全に食べられる「量」が明らかになっています。

危ないレベルの量の食品添加物・残留農薬を口に入れるということは、まずあり得ません。

 

一方、食品はどうでしょう?

野菜や果物を構成する化学物質って、どれくらいあるかご存じでしょうか?

私も知りません(^_^;)

 

と言いますか、正確に知っている人はいないんじゃないでしょうか?

何千種類とか何万種類とかいうレベルです。

未知の化学物質もたくさん含まれています。

中には、毒性があるとわかっている化学物質もあります。

 

例えば。

ジャガイモに含まれている「ソラニン」という化学物質。

こいつは、消化器系や神経症状を引き起こします。

これによる死亡者もいます。

こいつは、「アセチルコリンエステラーゼ」という体内の酵素を阻害する作用を持っています。

神経毒です。

 

この作用のために、毒性の症状が出るのです。

動物のように走って逃げられないジャガイモは、虫に食べられないように、自分で作り出しているのですね。

実はこの成分、農薬と同じなのです。

「マラチオン」という殺虫剤は、ジャガイモと同じように、「アセチルコリンエステラーゼ」を阻害することで虫を殺しています。

 

農薬は、使える濃度を厳しく設定して、安全に問題ないようにしていますが。

一方、ジャガイモの方はどうでしょうか?

食べる量は、私たちが決めていますね。

まあ、調理の途中で、ほとんどなくなっちゃうんですけど(^_^;)

それでも、ちょくちょく中毒者が出ます。

 

このジャガイモを、残留農薬と同じように、「基準値」を設定してみると、 どうなると思いますか?

市販されているほとんどすべてのジャガイモが、「基準値違反で回収」となってしまいます(>_<)

農薬は、それくらい、食べ物に比べて、安全性を考慮して、問題ない超低レベルの量に設定されているのです(^^)d

2. すべての食べ物は、健康リスクがあるのです!

食品添加物や残留農薬を、完全否定する人は、絶対に安全な食べ物を求めているのではないでしょうか?

「ちょっとでもリスクがあるのなら食べない!」みたいな。

でも、それは思い違いです。

 

私たちは、食べ物を食べる以上、リスクがゼロということは、あり得ないのです。

どんな食べ物もリスクがあります。

どんなものでもです。

 

水ですらリスクです。

水道水だけではありません。

南アルプスの天然水も同じです。

水を飲み過ぎると、体液が薄くなりますから。

「低ナトリウム血症」といいますが。

頭痛、嘔吐、けいれん、呼吸困難、最悪は死に至ります。

 

日本人が大好きな米にも、「ヒ素」が入っていますね。

ヒ素は、言わずと知れた猛毒です。

ま、 ごはんを食べ過ぎたら、ヒ素中毒になる以前に糖尿病や肥満になりそうですが(>_<)

 

このように、


  • すべての人間が必ず口にする「水」
  • (たぶん)すべての日本人が食べている「米」

このようなモノですら、食べ過ぎたら毒になるのです。

 

食べ物だけではありません。

私たちが生きている限り、あらゆるリスクがあるのです(>_<“)

  • 車に乗ったら交通事故にあうかもしれない(>_<)
  • 外に出たら恐い人に襲われるかもしれない(>_<)
  • 家の中にいたら地震で潰れるかもしれない(*´Д`)

 

あらゆるリスクを避けることなど不可能です。

それでも、私たちはリスクを取りつつ生きているのです。

 

食品添加物に対しては、


「どんなにたくさん食べても大丈夫」と言えないなら、それは危ないということだ!


と考えている人がいるようですが。

食品添加物や農薬だけに、「完全なる安全」を求めることは、非論理的と言うしかありません。

3. まとめ

食品添加物や残留農薬が、言われもないバッシングを受けていることに対して、 一言いわせていただきましたm(_ _)m

「どんな食べ物でもリスクがある」

これは、まぎれもない事実です。

 

でもでも。

ふつうに食べていれば、問題ないですよ(^^)d


  • 「そんなに、けいれんするくらいの水なんて飲めねーよ」
  • 「ヒ素で死ぬくらいの米なんて、満腹で入らねーよ」

と思ったでしょう?

その考え方で、食品添加物や残留農薬に対しても、同じように接してあげてください。

私、博愛主義なので。

食品添加物や農薬が仲間外れにされているのを見て見ぬふりはできないんです(^_^;)

おわり。